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リスクを背負うこと。

ゴールを奪いに行くことはリスクを背負うことでもある。

リスクを背負わなければ相手の背後にボールを蹴り続け、ボールを追い越す選手もいない状態になっていく。

よく数的優位を生み出すことを推奨するが、それ自体リスクを背負っている。
数的優位なエリアがあるということは、それとは別のエリアでは数的不利であるとうこと。

だからこそボールロストの仕方によって失点に直結することがある。

リスクをかけながらもそのリスクヘッジを行う。
そのバランスが非常に重要。

そんなことを監督になって考えるようになった。

チームが勝利するためには安定的な守備が必要であり、リスクをかけながらもどうそのリスクを回収するか。

でも、時に思う。

自分が20歳そこそこのとき、フットサルに魅力を感じ、一気に引き込まれた理由が何だったのか。

組織的に相手ゴール前を制圧するファイルフォックスに憧れ、アグレッシブに全員がゴールに向かって走り続けるフウガに感動にした。

今は、チームの勝利のためにその原点となるものを捨てているように思う。

フットボールはゴールを奪うことにフォーカスされるスポーツ。
そのリスクに恐れていては相手を上回ることができない。

そして何よりゴールというものは選手も含め、ファン、サポーターの一番の楽しみにでもあるだろう。

フットサルの魅力を伝えるという役割が自分にあるとしたら、今のままでは伝わらない。

もっとアグレッシブに、もっと躍動感を持って、もっと全員がゴールに向かい、見ている方々が心揺さぶられるようなプレーをすること。

それができて本当のフットサルの魅力を伝えることができるのでしょう。


とても大切なことを思い出せてくれた、選手権当日の朝。
全員でぶちかましてきます。



地味に頑張ります。

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