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会心の勝利。チームの勝利を喜べるか。


人生に一度は会心の勝利を味わいたいもの。

それは優勝決定戦でも、歴史を塗り替える勝利でも、ジャイアントキリングというわけではない。

会心の勝利というのは、”全選手が心からチームの勝利を願い喜びを感じている状態”と考えている。

当たり前のように感じるかもしれないが、チームの勝利を喜びに感じないときもあるだろう。
それは試合に出場できていない選手たちの心情です。
試合に出場できずチームに貢献できなかった選手の心理はどこか晴れないものです。
ましてや同ポジションのライバルの活躍などを目の前で見せられた時は素直に喜ぶことは難しい。

しかし、自己の成長や自己の利益ではなく、それがまずチームの成長が第一と理解して臨めている選手たちは、誰よりも勝利を願い、素直に喜びを表現する。

写真は3年前の全日本選手権にてバサジィ大分に勝利した瞬間のもの。
この大会には17人で臨み、メンバー外3人、ベンチ入りするが試合に出ていないのは2人、さらにワンポイントで起用されたのが1人、合計5人は試合に出れず、1人が出場5分未満。

しかし、その6人の振る舞いが本当に素晴らしかった。

メンバー外でビデオを撮影しながらもチームを鼓舞する声をかけ続ける選手。
ベンチで誰よりも声を枯らしている選手。
コート内のパフォーマンスが上がらない選手がベンチに下がってくればまず近寄りポジティブな声をかける選手。
ゴレイロがビッグセーブして渾身のガッツポーズをすれば、セカンドゴレイロもそれに呼応してベンチでガッツポーズをする。
勝利の瞬間は泣いて喜びを表現する選手、雄叫びをあげる選手。


全員が試合に出れず悔しさがある中でも、チームの勝利を心の底から願っていることが見えた瞬間でした。

まさに”会心の勝利”でした。

外的要因によって引き上げられることもあります。
しかし、全てのベースはチームとしてのベクトルを揃えることだと感じています。

またこのような勝利ができるように取り組んでいきたいと思います。



地味に頑張ります。

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