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フットサル育成年代において確実に身につけておきたい4つの技術。

フットサルはサッカーよりも1人がボールに触れる機会が多い。
よって、技術を発揮する場面も必然的に多くなります。

そこで育成年代においてフットサルという競技特性上、身につけておきたい3つの技術を紹介します。

本記事の内容

1️⃣ フットサルの競技特性がわかる    

2️⃣ 身につけておきたい4つの技術がわかる

もちろん全ての技術を身につけておくべきであることは間違いありません。
その中でも特に優先順位が高い技術を4つ紹介したいと思います。

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力強いシュート

フットサルはサッカーよりコートが狭いことやスローインと異なりキックインであることから1試合のシュート本数は必然的に増えます。

そこでゴールを奪う技術は身につけておくべきです。
とは言え日本人の永遠の課題であるため容易ではありません。笑

まず育成年代ではフットサルボールに適応すること、フットサルで使用しているローバウンドボールの特性を理解することが大切です。

特にローバウンドボールはサッカーボールよりも力強く打つことが非常に難しいです。
ボールに適応するという意味では蹴り込むことが必要であり、ローバウンドボールの特性を理解する意味ではキックの種類を増やすことが必要です。

シュートの三大要素と言われている「強さ・コース・タイミング」。
そのうち2つが合わさればゴールは生まれると言われています。特に強さはローバウンドボールの場合、大人になっても強く蹴れない人もいます。
だからこそ、育成年代のうちに身につけておくことが重要です。

育成年代で多様なキックを習得しながら、ローバウンドボールを蹴り込むことで力強いシュートを習得しておくべきです。

多種多様なパス

サッカーよりも限られたスペースで行うことから、当然パスコースも膨大にあるわけではありません。
強さや空間などを利用した多様なパスが求められます。

例えば、

足の上を越えるスプーンキック、進行方向と逆を取るピサーダ(足裏パス)、パスの意図を悟られないためのアウトサイドパス、セカンドポストへのシュートパス、などフットサルでは多用されるパスが存在します。

これらを育成年代から身につけておくことで、選択肢を多く持ちながらプレーできることになります。

運ぶドリブル

コートが20m × 40mと限られたスペースで行うフットサル。
攻撃側はそれにより常にプレッシャーを受けた状態でプレーをすることになります。

そこで重要なことはまず個人でそのプレスを回避する術を持つことです。
ボールが停滞すると相手のプレスの強度は高まります。

例えるなら、射的において ①止まっている的 と ②動いている的 はどちらが打ちやすいかを考えてもらいたい。
おそらくみなさん①でしょう。

ボールを的と考えたとき守備者側は止まっている的の方が照準を合わせやすいわけです。
だからこそ、相手のプレスにに対してボールを動かし、運び出すことが重要です。

具体的に説明するならば、コートを縦に5つに割って、それをレーンと呼ぶとします。
それぞれの呼称は下図のとおりとします。

特にサイドレーンにボールを保持しているときに横のハーフレーンまでボールを持ち出すことが求められます。
優先順位として相手ゴールに向かって前進することの方が重要だが、守備者もそれを容易に許さず、前進の妨害をしながらプレスをかけてきます。
コートの狭いレーンから広いレーンに持ち出すことで膨大なスペースを活用することが可能となります。

フットサルの競技特性上、常に攻撃者は相手のプレスを受ける状態となり、相手のプレスを個人で回避する術として運ぶドリブルの技術はなくてはならないものです。

主導権を握るファーストタッチ

運ぶドリブル同様、プレッシャーが常にある中でいかにファーストタッチで主導権を握ることができるかが重要です。
ボールを止めて停滞した瞬間にプレスによりボールを失う可能性があります。

特にファーストタッチで重要度が高いプレーは、
ボールを意図的に動かす(コントロールオリエンタード)ことと同じモーションからボールを踏んで方向転換するという2つです。

この2つのファーストタッチの使い分けによって、相手の逆を取り、主導権を握ることがとても重要となります。

最後に

フットサルを構成している技術は多く存在します。
その中でも特に育成年代に身につけておくべき4つの技術を紹介しました。

POINT

競技特性上、スペースと時間が限られている

フットサル特有の技術が存在する

育成年代からフットサルを学び、技術をしっかり高めていくことで、より戦術的なトレーニングを行うときにストレス無く取り組むことができます。

是非、意識してみてください。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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