フットボールに関わる仕事の気になる年収など。”好き”を仕事にすることとは?

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フットボールに関わる仕事の種類と年収

フットボールに関わって育ってきた人は誰しも一度は憧れる「プロ選手」の世界。
それが現実として厳しいものになった時に、大好きなフットボールを仕事にしていこうと考えるものである。
しかし、現実フットボールに関わる仕事で生計を立てていくことは厳しい世界でもある。
と言いつつも仕事の世界はどこも厳しいのが当たり前の時代。
強い思いと努力があれば誰しも職業として成り立つ世界でもあると思っています。

実際、職業をフットボール指導者と公言している著者が業界内の仕事に対する情報をお伝えしていければと思います。

選手

まず「フットボールに関わる仕事」と聞くと一番最初に思い浮かぶのがプロ選手でしょう。
自身の夢もJリーガーでした。儚い夢として散っていきましたが、、、笑

まず日本におけるプロ選手は言わばJリーガーです。
JリーグはJ1〜J3までの3カテゴリーが存在する。そこでJ1における年俸ランキングを引用元を参考に作成したので見ていただきたい。

2019年シーズン J1選手 年俸ランキング

選手年俸
1位アンドレアス・イニエスタ32億5000万円   
2位フェルナンド・トーレス8億
3位ルーカス・ポドルスキー6億4000万円
4位ジョー4億
5位ダビド・ビジャ3億5000万円
6位ランゲラック2億
7位金崎 夢生1億5000万円
8位中村 憲剛1億2000万円
8位清武 弘嗣1億2000万円
8位家長 昭博1億2000万円
8位遠藤 保仁1億2000万円

引用元 https://www.nenshuu.net/shoku/any/j_league.php

昨年から海外の著名選手を獲得する流れリーグであり、平均年俸を押し上げた。
2018年シーズンはJ1選手の平均年俸2,660万円だったのに対して2019年シーズンは3,500万円だった。
無論、2018年シーズンでは、Jリーグは8年連続の増収により営業収益1,257億円となり成長著しいからこそ、年俸も増額している背景もある。

要するに代表クラスのトップ選手になれば1億円プレーヤーとなり、そうでなくても平均2,000〜3,000万円ということであるので非常に夢がある職業である。

ただし、J2、J3となると状況は厳しく、J2で平均年俸は400万円〜500万円と言われJ3では年俸だけでは生活が苦しいので、選手によってはアルバイトを掛け持ちしながら取り組んでいる選手も多数いるようである。

一方、フットサル選手であるFリーガーの平均は125万円という試算が出ています。

引用元 https://www.nenshuu.net/shoku/any/f_leaguer.php

あくまでもモデルケースなので実際とは異なるとは思いますが、ここから算出する平均125万円が割り出されました。

ただし、現実プロ契約しているチーム、選手は少ないので年俸0円の選手が平均を下げていることになる。
よって、プロ契約している選手の年俸はもっと高いはずです。およそプロ契約している選手の平均は250万円〜300万円ほどだと予測される。
つまりアマチュア契約の選手がほとんどだということになります。

フットサル業界は選手でさえ、プロとして生計を立てることが厳しいわけです。

監督

それでは監督はどうなのでしょうか。
チームの成績に責任を持ち、結果が出なければメディア、サポーターから非難の的にされる。
そして、チームを牽引するリーダーシップが求められる。
そのような監督をJリーグはどのように年俸として評価しているのか見てみましょう。

2019年シーズン J1監督 年俸ランキング

監督年俸
1位風間 八宏(名古屋グランパス)1億  
2位アンジェ・ ポステコグルー(横浜F・マリノス)1億 
3位オリベイラ(浦和レッズ)9,000万円
4位ペトロビッチ(札幌コンサドーレ)8,000万円
4位長谷川 健太(FC東京)8,000万円
4位ロティーナ(セレッソ大阪)8,000万円
7位ヤン・ヨンソン(清水エスパルス)6,000万円
8位宮本 恒靖(ガンバ大阪)5,000万円
8位城福 浩(サンフレッチェ広島)5,000万円
8位鬼木 逹(川崎フロンターレ)5,000万円
8位リージョ(ヴィッセル神戸)5,000万円   
8位フェレール(サガン鳥栖)5,000万円
8位大岩 剛(鹿島アントラーズ)5,000万円
8位曺 貴裁(湘南ベルマレーレ)5,000万円

引用元 https://www.soccer-money.net/kantoku/in_kantoku.php

J1監督は平均5,000万円といったところ。選手よりも平均は高くなっている。
またJ2監督は平均1,000万円という数字も出ている。選手よりも平均年俸が高い分、責任があることはいうまでもない。
世界のトップ監督は10億以上の年俸であることを考えると、選手同様に夢がある仕事である。

一方、Fリーグ監督はほぼプロ契約されています。外国人監督も海外から招聘しているので、予算化しているはずです。
年俸に関しては情報収集しきれていないので正確な情報はお伝えできませんが、おそらく300万円〜1,000万円くらいではないかと予測しています。

コーチ・トレーナー

クラブ、チームを支えるコーチングスタッフ、コンディショニングスタッフがいる。
選手、監督だけではクラブはうまく運営できません。専門性に長けたスタッフが監督を支えることで成り立っているわけです。

トップクラブではコーチと言ってもアシスタントコーチやアナリストなどがいます。
監督と信頼関係があるスタッフがセットとなって契約されることが多い。それはやはり監督が決まるとその監督にコーチングスタッフの人事権も持つことが多いからだろう。
コーチは監督からすると無くてはならない存在なので、監督でもなくとも生計を成り立て、生活ができるレベルである。
幅があるが、年俸は500万〜1,000万と言われている。コーチたちは監督に付いて学ぶことで後に自身が監督になる機会を得ることもできると思います。

コンディショニングスタッフは、フィジカルコーチや、トレーナー、ドクター、栄養士などがいる。
この分野の人はどちらかというと本業として別に仕事を持っていることが多い。
個人事業主として活躍している人や病院に勤めていたり、自営業であったりする。
プロ選手とパーソナル契約を結ぶケースもあるが、それは業界内で相当な実績を挙げている人にしかオファーが来ないと考えてよいだろう。

コーチやトレーナーは裏方的な役割でもあるが、クラブが結果を出すには必ずいなくてはならない立ち位置である。
そういうことを考えるとやりがいのある専門的な仕事である。

審判

フットボールの仕事として少し異なる角度から見ると、”審判”という選択肢も出てくる。
ただ、プロ審判として生計を立てている人は全世界でもほんの一握りである。

とあるメディアからの情報によると、
J1主審が12万円、J1副審が6万円、
J2主審が6万円、J2副審が3万円、
JFL主審が2万円、JFL副審が1万円というデータが出ています。

Jリーグのトップ審判は800万〜1,000万円と試算されている。

選手、指導者以外で興味を持つ人は少ないが、フットボールに関わる仕事として立派に成り立っている印象です。

その他クラブスタッフ

Jリーグにせよ、街クラブにせよ、法人となると選手、コーチングスタッフ以外に必ず社員がいる。
運営に携わる仕事が主な領域となることが多く、営業、開発、広報、販売促進、ブランディングなどがこれに当たる。

そんなクラブスタッフは法人格における社員なので、雇用形態は正社員、契約、契約など様々であるが少なくとも、本業として働いている人がほとんどである。

平均年収としては、400万〜600万といったところのようだ。
世間一般的な会社員とほぼ同等もしくはやや下回るくらいである。
Jリーグなどエンターテイメント事業に参入しているクラブはこういった影で支えてくれるスタッフで成り立っている。

また情報化社会が活性化し、ソーシャルメディアが主流となる時代においてコート外のパフォーマンス(販売促進、広報など)もクラブとして求められる時代になってきた。だからこそ、クラブスタッフは今まで以上に重要なポジションになってくるのではないかと予測している。

現在と将来性

現在は、フットボールという枠で捉えた時に明暗が分かれている。
Jリーグが8年連続の増収を続けているサッカー、一方、Fリーグは未だ嘗てない低迷を迎えているようにも感じる。

そして、これらのフットボール関わる仕事の特徴は、その業界における好不調に関わらず、将来についての不安定さがある。

基本、選手、監督、コーチ、トレーナーなどは単数年契約がほとんど。もちろん複数年契約できる場合もあるが、それでも3年ほどである。
常に自分のパフォーマンスを出し続けないと5年、10年と仕事を持ち続けることは難しい。
もちろん審判もトップレベルになると競争があり、それが自身の収入に繋がることは間違いない。

厳しい世界であるがそれがプロというものである。

ではクラブスタッフは社員ということだから安定しているかというと一概には言えない。
なぜならエンターテイメント事業とは各クラブに会社が紐付いている。それはクラブの成績があらゆるところに影響をもたらすからである。

J1クラブが仮にJ3に落ちたとしよう。収入面でどれだけの差があるだろうか。
J3は営業利益として黒字化しているクラブは、ガイナーレ鳥取と藤枝MYFCの2クラブしかないというデータも出ている。
現在営業収益がトップレベルの浦和レッズ、ヴィッセル神戸なども今の状態を保つことは大抵不可能。そうするとクラブスタッフにも影響は必ず出てくると予測できます。
正社員は減給があるのか、契約社員は期間満了で更新できないのか、何が起こるのかはわかりませんが、世間一般的な企業とはやや状況は異なるようにも感じています。

それはもちろんFリーグでもF1、F2があるので昇降格はJリーグほど収入インパクトの差はないかもしれませんが、影響は出てくるはずである。

要するにフットボールに関わる仕事は全体的に不安定であるということである。

好きを仕事にすること

このような不安定さが露呈しているフットボールに関わる仕事であるが、なぜそれが成り立っているかというと、おそらくほとんどの人が「フットボールが好き」ということである。

ボール蹴るのが好きだったり、観戦するのが好きだったり、クラブが好きだったり。
そういったことが根幹にあり、好きなことを仕事にできている喜びから不安定な中でも懸命に取り組んでいるのだと思います。

世の中にどれだけの人が「好きなことを仕事にしたい」と思っているかを考えるとフットボール業界はその一握りの人たちの集合体なのかもしれません。

好きなことを仕事にする、これはまさに筆者がそうである。
幼少期からボールだけ追いかけてきたフットボーラーである。19歳で指導者を志し、「フットボールで飯を食う」という野望に向けて一心不乱に走ってきた。
現状、その野望は達成しつつある。その中で、好きなことを仕事にできたことで見えてきたものがある。
それは、良い意味で趣味の感覚で働けていることである。
個人的には「仕事が苦痛で辞めたい」とか「朝起きて行きたくない」となったことはありません。
それは、フットボールが好きなので、またボールと共に働けると思うと毎朝ワクワクしているくらいです。笑
まるで小学生の時の練習前のような感覚なのかもしれません。
だから長時間働かないといけなくなっても苦には感じないのだと思います。
好きを仕事にしている人はそのような強みがあるのかもしれませんね。

最後に

フットボールに関わる仕事の内容は様々あります。
ただ全般的にまとめると以下のとおりです。

  • トップレベルの仕事は、ビッグマネーが動く業界である。
  • 単年契約だったり、クラブの業績に影響するなどの不安定な仕事が多い。
  • それ以上に好きなことを仕事にできている喜びから満足度は高い。

今回触れることができなかった仕事に関しては後日機会があれば触れていければと思います。


以上、お読みいただきありがとうございました。

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