困難をいかに乗り越えるか。

選手として全て上手くいくことなどありません。

必ずどこかで壁（困難）にぶつかる瞬間が訪れます。

それがチーム内のメンバー争いなのか、昇格してからトップチームでの競争なのか、日本代表での生き残りをかけた戦いなのか、世界と真剣勝負をしたときの力の差なのか、選手それぞれによって、そのぶつかる壁は異なるでしょう。

どの選手ももがき苦しみながらフットサルと向き合っています。

その壁をどうやって乗り越えるか必死に考えることができるか、それとも投げやりになって諦めてしまうか、この取り組み方で成長度合いは大きく異なります。

近年の若者は後者に傾いてしまう傾向は強いように思います。

そうならないように指導者がサポートして前者に傾くようにしなくてはいけません。

壁の乗り越え方は様々あるでしょう。

試行錯誤してハシゴを掛けて上から越えていく選手、難しいことなど考えず壁をぶち壊して突き進む選手、発想を変えて穴を掘り、下から潜り込み壁の向こう側へ進む選手、それぞれの個性（性格）に合わせて、乗り越え方を伝えていくことは指導者の大切な役割でしょう。

よく選手に伝えますが、「上手くいかないことを上手くいくようにしていくプロセスを楽しむ精神」を持ち合わせることが重要で、これは広く言えば”社会”という壁を乗り越えるポイントです。

これからも選手たちの前に現れる壁を共に乗り越えられるようにサポートしていきます。

地味に頑張ります。