バッファローズの選手たちは、セットとして組んで1回コート内でプレーするのはプレイングで1分30秒〜2分ほど。
どんなに優れた選手であってもコート内の強度を保つ意味で長時間プレーさせることはあまりない。
短い時間だからこそ相手に”隙を見せない”ことを徹底します。
それは、ボールがアウトしたときですら集中力を保ってもらう。
常に相手より先に思考を巡らせ、相手より早く一歩目を動かす。
プレイング1分30秒〜2分となるとランニングで3分強。
この短期間であれば選手に要求できるレベルでしょう。
人間の集中力の限界は90分と言われています。
これはフットサルの公式戦の20分プレイングハーフに相当します。
しかし、座学などと異なるのはフットサルは頭だけでなく、体も使っているということです。
よって、90分間集中を続け、頭を使い走り続けることは困難です。
サッカーの場合、運動強度の波があり、ランニングや歩いている時間が多くあり、出場している時間全て集中しているわけではありません。
どこかで集中を解放する瞬間があります。
フットサルの場合は、逆で出場している時間は全て集中しないといけません。
交代自由であるからこそ、集中力の波を作り出し、試合に出ている時に最大限の集中を持って臨まなくてはいけません。
ベンチにいる時は、体だけでなく頭もリカバリー(回復)させることが必要です。
コート内で唯一集中力を一度解放される瞬間はゴールをした時だけでしょう。
それだけ集中力を保ち、相手に隙を見せてはいけないということです。
相手のゴール前で攻撃をしたと思えば、数秒後には自陣のゴール前にボールが来て守備を強いられるスポーツです。
いかに技術、戦術に長けた選手であっても、集中力を保てない選手はフットサルではパフォーマンスが高まらないでしょう。
もちろん指導者にはリカバリーの時間はないので1試合集中し続けないといけないので、選手以上に頭をフル稼働させています。
指導者こそ相手に隙を見せてはいけないと思っています。
これかなり大変なんです。笑
地味に頑張ります。
コメント