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社会経験に紐づく”逞しい精神”。

若い選手は、単純に人生経験が浅いからこそ、様々な分野での経験が少ない。

自分に置き換えてみる。
社会に出て15年もすれば、理不尽なことや非常識なことを多く経験するものだ。
人生のドン底も最高の瞬間も経験している。

業績が良かったと思ったら一瞬で業績が悪化することもある。
信頼していたスタッフが翌週には退職することもある。
1分の遅刻で干されたこともある。
きっちりしたスーツを着て謝罪に行くこともあれば、1日中雪かきだけをするような日もあった。
自殺志願者を説得したこともあれば、真夜中に町中をとある子供を探し、走り回ったこともある。
終電で帰れず、タクシー代もなく漫画喫茶に泊まり、翌朝の6時に出社することもあった。
電車に乗っていたら電車に突っ込まれたこともある。笑

少し考えるだけでこれだけ挙がってくる。

こういった社会経験は、関係ないようでコート内に紐づいているように思う。

何が起きても動じることはない。
だから気持ちの部分で崩れることは早々ない。
コート外の経験が、コート内で生きることは山ほどある。

3-0で勝っている状態でも一瞬で気を緩めると逆転されることもある。
1分の遅刻でチームの雰囲気をネガティブに働かせてしまうこともある。
悪質なファウルを受け選手が怪我してしまうこともある。
逆に不当な判定で退場になってしまうこともある。
ネットを突き破ったゴールがノーゴールになることもある。笑

人間が行うスポーツである以上、いくらでも理不尽なことはある。
そんなこと社会で山ほど経験してきた。

もっと選手も逞しくなるべきだ。

そんなことで選手が持っている素晴らしいパフォーマンスが不安定になってはいけない。
精神的にも逞しくなるために、多くの経験をしていくべきだ。

まだまだ発展途上。
逞しい精神が、必ず選手の素晴らしいパフォーマンスを最大限引き出してくれるはず。

そんなことを年齢が半分くらいの選手たちに自分の持っている経験として熱く語っていこうと思う。

社会経験が豊富な監督ということが実は差別化できることかもしれない。




地味に頑張ります。

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