2011年3月11日。
自分は妻と2人で代々木体育館にいた。全日本フットサル選手権を観にきていた。
自分がトイレに行っているときに、徐々に揺れ始めたことを覚えている。
はじめは「あれ?地震かな?」くらいだったが、トイレを終えて妻の元に向かう頃には激しい揺れに変わっていった。
1人でいた妻は恐怖からその場に立ちすくんでいた様子でした。とりあえずその場で身を伏せて揺れが収まるのを待っていました。
代々木体育館の天井に吊るされた照明のようなものが大きく音を立てて揺れていた光景が今でも脳裏に残ってます。
そんな中、当時スタジアムDJだったジャンボさんが「地震です。身を伏せてください。この施設は安全です。冷静に行動してください。」と冷静に温かい言葉でマイクを使って発していただいたことでどこか勇気づけられたことを覚えています。
3分にも5分にも感じた揺れが終わるとここから日本中が歴史的な震災と戦うことになりました。
地震、津波、原発。
多くの悲しみが日本を包みました。
それをTV越しに観て、言葉になりませんでした。
日頃、自分が普通に生活できていることへのありがたみ。
好きなことをやって生きていること。
好きな人と生活できていること。
笑顔でいれること。
何より生きていること。
全てのことが当たり前ではなく、感謝しなくてはいけないことだと感じる瞬間でもありました。
普通の生活ができなくなった人がいる。
好きなことを諦めた人もいる
好きな人と別れた人もいる。
今だに心から笑えない人もいる。
そして、生きたくても生きれなかった人もいる。。。
自分に与えられた命を最後の最後まで全力で全うしていくことが、自分にできる報いなのだろう。
だから、今日も全力で生きます。
日々感謝を忘れずこれからも全力で人生を突き進んでいこうと思います。
地味に頑張ります。
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