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フットボールを習うと身につく3つの生活スキルとは。

サッカー、フットサルを習うと、競技における技術・戦術だけでなく、生活におけるスキルも身につけることができます。

それがどういったものか具体的に紹介したいと思います。

本記事の内容

1️⃣ 身につく3つの生活スキルがわかる

2️⃣ スキルから繋がる効果がわかる  

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フットボールの競技特性

そもそもフットボール(サッカー、フットサル)の競技特性を考えると、

・足で扱うチームスポーツである
・攻撃と守備が混在する
・監督がいる(チームを統率する人がいる)
・審判がいる
・チームごとの秩序、約束事がある

などがあります。

こういった競技特性からコート内だけでなく、生活全般に効果をもたらすこともあります。

身につく3つの生活スキル

スポーツに精通してきた人は、社会に出るとネガティブに捉えられることはほぼありません。
就職活動にせよ、何にせよスポーツに取り組んできた人はポジティブな印象を持たれることが多いです。
それはスポーツが持つ魅力なのかもしれません。

その中でフットボールで考えると生活にどのような影響を与えるのでしょうか。

ここでは3つの生活スキルを紹介します。

社会性

1つ目は社会性。
最終的に社会に出たときに見つけておくべきスキルです。
生活には必ず付きまとうものでもあります。

フットボールにより身につく社会性は4つある考えています。

挨拶

挨拶をする頻度が自然と増えます。

チームスポーツということは必ず自分以外の選手がいます。
当然、監督、コーチがいると目上の人が存在します。
そして、選手の関係者(保護者、家族)が存在します。
チームに関わる人は多くいるわけです。

トレーニングや試合をすれば、必ずその関わる人たちに、挨拶をする機会が訪れます。
多くの挨拶を経験することで、挨拶の効果、意味を理解することへ繋がります。
もちろん指導者、保護者などの教育的な視点からの助言、指導も必要だと思います。

しかし、明らかに個人スポーツよりも多くの挨拶が交わされることになります。

コミュニケーション

フットボールに取り組むと、コミュニケーションは絶対不可欠なものであり、活性化させます。

チームスポーツは複数人で目標に進んでいきます。
つまり、1人だけでは目標を達成することは困難です。

そこで選手たちは対話を重ねます。
自分がやりたかったこと、味方がやりたかったこと。
状況の説明や意図をシェアすること。
目標達成に向けてチームでコミュニケーションを図ることが多く出てきます。

その中から自然とコミュニケーションの取り方や効果を感じ取っていくようになります。

思いやり

仲間を気遣うことに目が届くようになります。

自分だけが成功したとしても、チームが成功とするとは限りません。
味方の状況を察することができたり、心情を汲み取ることができなければチームとして最大限のパフォーマンスは発揮できないでしょう。

例えば、
ある選手のミスで失点してしまったとする。
そうするとチーム全体でそのミスしてしまった選手を励ましたり、擁護したりします。
これは選手の心理を把握しているからこそできる思いやりです。

困っている人がいたときに手を差し伸べることができる人になっていけるということです。

競争

競い合い勝つこと、負けることを学べます。

相手に勝つこと、負けることはスポーツにおいては必ず存在します。
しかしチームスポーツである以上、自チーム内での競争も存在します。
レギュラー争い、と呼ばれるものです。

同じポジションの選手、同じ特徴の選手など競い合い、評価されなければ試合に出ることができません。

社会に出れば、競争することを求められることは多々あります。
競争に打ち勝つことために努力をし、挑戦していきます。

そういったことをフットボールから学べるわけです。

計画性

2つ目は計画性。
スポーツ全般で言えることでもあるが、必ずターゲットとなる試合があり、そこの向けてトレーニングや準備をする。

フットボールで言えば、全小、バーモントカップ、全中、クラブユース、高円宮杯、全国高校サッカー選手権など各カテゴリーで憧れとなるような大会があります。
もちろん選手、チームのレベルにより、これらの大会の予選がターゲットになることもあるでしょう。
自身が小学生の頃は「さわやか杯」という当時地域では誰しも知っている有名な大会があり、そこの本大会に出場することがターゲットとなっていました。
中学生は、全中予選東京都大会出場、高校生は、選手権。

ターゲットがあることで計画性が生まれます。

目標設定

チームの目標設定がされることで個人の目標が設定できます。
レギュラーになる、毎試合得点を取る、毎試合1失点までに抑える、など。

目標が設定されると行動が効率的で効果的になります。
つまり、今、取り組まないといけないことが把握できます。
この初歩的なPDCAサイクルを回していくことを自然と経験しているわけです。

これは社会に出れば必要なスキルとなります。
情報化社会が進み、とてつもないスピードで情報が飛び交い、1日が過ぎていく。
その流れの中でしっかりと自身が目標に向かい、逆算して、計画性を持って1日を過ごすことは非常に大切なことです。

フットボールのみならず競技スポーツという分野で当てはまることもありますが、目標設定をするということが、計画性を構築する上でとても意味があることになります。

スケジュール管理

目標設定をした後に、必ずスケジュールが落とし込まれます。
1年、6ヶ月、1ヶ月、1週間、1日と自身の活動を管理することになります。

多くのチームが1ヶ月単位でスケジュールを選手たちに配信しているかと思います。
そこから目標に向けて1ヶ月間にどのようなスケジュールで活動するのかを決めます。
選手によっては、空いている時間に自主的にトレーニングを積む選手もいるでしょう。
逆にハードワークでしっかり体を休める人もいるでしょう。
それは目標から逆算してスケジュールを管理しなくてはできないことです。

これをもっと細かく考えれば、トレーニングの前にアップしたいから何時に家を出て、帰ってから勉強したいからトレーニングを終えて何時までに学校を出て、次の日朝練があるので何時までに寝て、などということもスケジュールを管理することになります。

小学生高学年くらいになれば、何時から練習だから何時に家を出ないといけない、だから何時にご飯を食べて、何時に起きる。というようなことを自身で把握させることをしても良いでしょう。

そういったことをフットボールの活動の中で学べる要素でもあります。

計画性は現代においてより重要になってきている生活スキルの1つと捉えています。

協調性

3つ目は協調性。
チームスポーツにおいて重要なファクターです。
仲間と協調することでチームとしてのパフォーマンスを最大化に図ることができます。

それを自然と学べるのがフットボールです。
この協調性はもちろん生活の中でも必須なスキルと認識しています。
1人で生きていける人などいません。
必ず組織に属したり、団体に属したりした中で人生は形成されます。そこに協調性が無いと孤立してしまうでしょう。

ではフットボールから得られる協調性とは何か説明します。

役割

フットボールにはそれぞれのポジションがあり、役割があります。
その役割を最大化することでチーム全体のパフォーマンスが向上します。
1人で全てのポジションをこなすことはできません。
役割があり、求められることが異なることを理解しなくてはなりません。

またコート外でも役割があります。
選手がキャプテンとしてチームをまとめたり、庶務としての運営面を支えることもあるでしょう。

役割を全うすることでチームが前進することが理解できるようになります。

犠牲心

チームであるため全員が活躍するわけではありません。
マークを引き連れるためにフリーランをしている選手もいれば、ボールを奪い返すために必死に撤退した選手もいる。
ゴールを生み出し、ゴールを守るために、全員がそれぞれの役割があり、犠牲を払うことを必要とする。
自分の利益よりもチームの利益を優先できる選手でなくてはならない。
もちろん自分の利益がチームの利益になることもある。

チームが前進していくためには犠牲が伴うことを理解しなくてはならない。
その犠牲心を持って取り組める選手は非常に貴重であり、価値ある個性であることを理解することになる。

現代社会においても、自身の利益だけを求めることはデメリットに働くこともある。
組織の利益を追求することが結果、自身の利益となることは日本の社会構造上、起こりうることである。

生活スキルから繋がる効果

フットボールから獲得できる生活スキルがどのような効果をもたらすのか。
3つの効果が挙げられます。

交友関係が広まる

社会性が身につくということは、人との関わりを持てるということでもあります。
挨拶、コミュニケーション、思いやりが構築されることで、人付き合いが良くなります。
またそこに競争が生まれ、勝ち負けを意識することでより親密な関係になることもあるでしょう。

効率性が高まる

計画性が高まれば、効率良く生活できます。
時間は有限であり、その中で最大限充実した生活を送ることができるようになります。
多種多様なライフスタイルが存在する現代において、時間を有効活用することは非常に重要なことになってきます。

マネジメント能力が高まる

協調性が高まることで組織としてまとまりを持つことを目指します。

組織の中でそれぞれの役割を理解することで自分がどのように振る舞うと組織がポジティブに動くか自然と把握します。

つまり、自ずと組織の中で自身や関わる人とたちをマネジメントするようになります。

最後に

フットボールを習うと自然と生活スキルも向上します。
もちろん全員がその恩恵を受けるわけではありません。
しかし、誰もが真摯にフットボールと向き合うと自然と獲得する生活スキルだと認識しています。

それはフットボールだけに止まらず、チームスポーツであるからこそ、獲得できるものでもあるでしょう。

その中でもフットボールにおいて自身の経験も含めると3つの生活スキルが向上しました。

3つの生活スキル

社会性・計画性・協調性


フットボールは人生を豊かにしてくれる。

良いフットボーラーは良い人間である。
そんな世界になってきているように感じます。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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