選手は自身を高めるために日々トレーニングに励んでいます。
その先には公式戦に出て活躍することといった目標があるでしょう。
選手によっては、昇格すること、最終的には日本代表に入ること、海外でプロ契約を結ぶこと、などそれぞれの目標が異なってきます。
しかし、全ての根幹は公式戦に出ることから始まります。
自チームで試合に出ていないのに関わらず昇格したり、日本代表に呼ばれたり、海外でプロ契約を結ぶ人はそうはいないでしょう。
だから、公式戦に出ることは自分のステージを上げていく上では大切な第一歩なのだと考えています。
公式戦に出るためには、コーチングスタッフから評価・信頼を得なければ出場は難しいでしょう。
それは、おそらく選手全員が把握できていることです。
しかし、忘れがちなのが、チームメイトからの評価・信頼も必要ということです。
フットサルは緻密なチームスポーツ。
一人のエラーがグループ、チームに与える影響が非常に大きいです。
だから、チームメイトから評価されて信頼を獲得することも必要なことです。
そうでなければ、そのグループのパフォーマンスが下がってしまいます。
個人的には、活動を通じてチームメイトとの関係性も観ています。
誰からも信頼されている選手は、誰と組ませてもパフォーマンスは高まる。
しかし、信頼されていない選手は、歯車が合わない。
それは、技術、戦術の要素も強いが、実はその根本にある信頼関係が構築できていないことが一番の要因だったりする。
だからこそ選手間のコミュニケーションは大切ですし、活動中における振る舞いも大切な要素になります。
そして、何より選手が足りない部分を自主的にトレーニングすることでチームメイトから認めてもらうことに繋がるでしょう。
コーチングスタッフから評価・信頼を獲得することは、それ以前にチームメイトから評価・信頼を獲得していることが条件と言っても良いのかもしれません。
チームメイトにもっと目を向けていける集団になっていってほしい。
地味に頑張ります。
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