良いものを良いと言うことは案外簡単です。
それはその選手を肯定しているからでしょう。
しかし、
悪いものを悪いと言うことは信頼関係が構築していないとできません。
その選手を否定しているように伝わるから。
例えば、紅白戦を行った際に、1つの「ゴール」の裏には守備者側のエラーが潜んでいることがあります。
聞こえてくるのは、ゴールに対する喝采ばかり。
ナイス!! いいぞ!! すごい!!
悪いことではありません。
良いものは良いですから。
しかし、守備者の怠慢で軽率なプレーで失点となっていることにどれだけ本人、チームメイト、外から観ていた選手たちが気付けているか。
そこをシビアに突き詰めなければさらなる成長は望めません。
悪いものを悪いと言うことで関係性が崩れると思っているのだろうか。
本気で上を目指していくなら時にぶつかり合うことも必要です。
そのぶつかり合いで崩れる関係性ならそれまでです。
家族とは普通にケンカするでしょう。
それは信頼関係が構築しているからこそ何でも言えるし、言ったところで家族の関係が崩れることが無いとわかっているからではないだろうか。
時に度が過ぎて家族関係に亀裂が入ることもあるかとは思うが、、、。
我々は仲良しサークルではありません。
全員が高め合い、日本トップリーグで活躍する選手、さらには日本を代表するような選手を目指す集団だと考えています。
だからこそ、良いものは良い、悪いものは悪いとメリハリのある関係性を構築していくべきでしょう。
もっとファミリーにならないといけません。
最近の若い者は、、、と中年サラリーマンがよく口癖のように使うフレーズを借りるとすれば、「最近の若い者は打たれ弱い」という印象。
悪いものを悪い、と突きつけられた時にどう感じ取るのか。
それをネガティブに捉える人がほとんどであり、これをポジティブに捉えることができる領域に達したら立派なものです。
ぶつかり合って高め合っていく関係こそ必要です。
チームってそういうものだと考えています。
猛牛ファミリー。
そう感じ取れる日が来たら恥じることのない立派な一人前のチームになっていることでしょう。
1つずつしっかり積み上げていきます。
地味に頑張ります!
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