少年
フットサルボールって強く蹴るの難しいんだよな〜。
確かにサッカーボールに比べて力を伝えるのって難しいよね。
ボールの性質の違い
サッカーボールとフットサルボールは性質が異なる。
5号球と4号球と大きさだけでなく、フットサルボールはローバウンドボールとなり、弾みにくい性質になっています。
※ そもそもサッカーとフットサルの違いは過去の記事を参考にしてください👇
※ フットサルボールの特徴も過去の記事を参考にしてください👇
それにより、ボールを強く蹴ることや遠くに蹴ることがサッカーボールより難易度が高くなります。
育成年代では、中学生や高校生のサッカー選手が初めてフットサルボールを蹴ると15mくらいからシュートを迷いなく打つ選択をする場面をよく見かけます。
結果、ゴレイロがキャッチすることがほとんど。
サッカー選手の感覚であると(サッカーボールだと)15mはシュートの選択から入るでしょう。
しかし、フットサルでは15mからゴールを取れる選手は代表クラスです。
もちろんゴールが小さいから入りづらいという要素もありますが、それだけフットサルボールを強く蹴りコントロールすることは難しいということです。
ボールに力を伝える
先日、この男とフットサルボールへの力の伝え方について筋トレをしながら話す機会があった。
田口元気。
フットサル日本代表候補にも入るこの男は、体のサイズに比べ、ギャップを感じるくらいの力強いシュートを打つ。
そのあたり自己分析も含めて世間話程度に情報を共有した。
やはり筋力というよりもどうやってボールに力を伝えるかが重要なのだという見解。
100の筋力を持っているが、60しかボールに力を伝えられない選手
と
70の筋力しかないが、70をボールに力を伝えられる選手
では後者の方が力強い球筋でボールが飛ぶ。
だから100の筋力の選手が100で力を伝えられるようになるともっと力強いシュートになるということです。
そして、いかにフットサルボールを蹴り込んでいるかということも重要になるだろう。
彼は高校までサッカーをしていたが、そこからフットサルへ転向。
育成年代からフットサルに精通していたわけではない。
しかし、中学生の一時期にフットサルボールをひたすら蹴り込んでいたという。
バッファローズの選手もシュートの力強だと体のギャップがある選手の多くが育成年代からフットサルで育った選手たちです。
やはり蹴り込むこと、フットサルボールに慣れることは大切なことであるように感じます。
このあたり、巷で有名な某蹴り方マスターコーチに確認したいと思います。笑
トップレベルでは?
ブラジルやスペインでは育成年代からフットサルに触れているからこそ、体の大きさに関わらずどのポジションの選手でも、ボールの球筋は力強いものがあります。
先日、こんなツイートがアップされていました。
ブラジル代表ロドリゴ選手。
フットサルボールにおいて時速114kmを記録し、ボールの中心を捉え、半分ほど凹ますくらい強く蹴り込んでいます。
トップレベルでは育成年代からフットサルボールに蹴り慣れた選手が、フィジカルトレーニングを重ね体を大きくし、世界レベルの指導者から技術を身につけ、その全てをボールにぶつけることを考えるとこうなるのであろう。
ご参考までに。
フットサルボールを蹴ることについて継続して検証していきます。
地味に頑張ります。
コメント