”サテライト”と呼ばれるトップチームに最も近いとされるポジションにいる下部組織。
Fクラブだけでなく保有するクラブは存在する。
正直、この”サテライト”をマネジメントするのは様々な困難が生じる。
少年
サテライトならではの難しさがあるのかー。
想像できないなー。
んー、、、どんなことがあるのかわからんな。
サテライトをマネジメントする上で直面する3つの困難があります。
それはこちら👇👇👇
1️⃣ チームを去ることがポジティブ
2️⃣ 選手の入れ替えの多さ
3️⃣ 即戦力の育成
1️⃣
そもそもサテライトに在籍している選手の目標はトップチームへ昇格することです。
故に(昇格をして)チームを去ることは選手に取ってポジティブです。
しかし、マネジメントする側からするとシーズン終了後であれ、選手が去ることはネガティブに働くことの方が多いです。
チーム戦力としての部分と既存の選手の精神的な部分のコントロールが非常に難しさがあります。
2️⃣
選手の入れ替えは非常に多いです。
トップチームへ昇格する選手、特別指定(23歳以下)となる選手、逆にU-18から昇格してくる選手などシーズン始めと終わりでメンバーが同じだったことはありません。
サテライトで良いパフォーマンスの選手が昇格するということは、そこまでチームの中心的な存在だった選手がチームを去ることになります。
常にチームは目まぐるしく変化し、その中でも目標はぶらさずシーズンを戦い抜くにチャレンジしていかなければなりません。
3️⃣
サテライトがあることの目的の1つにトップチームでも戦える即戦力となる選手を育成することにあります。
チームが勝つことだけを考えるわけではありません。
敢えて選手が昇格するのに必要なスキルを獲得させるために不慣れなポジションにチャレンジさせたり、本来自分たちのストロングスタイルではないとしても様々なシステムを経験させることでどのような状況でも適応できる戦術スキルを高めたり、公式戦が控えていたとしても毎週のようにTMを組み込み、Fリーグ同様、週1回試合というルーティンを経験させたり、と試行錯誤しながら取り組んでいます。
全ては選手が昇格したときに、既存のトップ選手同様、あらゆる経験を積んで自信を持ってプレーできるようにするためです。
だからこそ、そこに難しさがあるわけです。
というように”サテライト”という位置付けの監督は、非常にマネジメントスキルが求められると日々痛感しています。
そして、フウガドールすみだは、”サテライト”とは呼んでいません。
ご存知のとおり、「バッファローズ」という固有名詞で”サテライト”を表現しています。
これは、トップチームの下部組織としての位置付けである”サテライト”としての機能を果たしながら、1つのチームとしての意味を持たせることで敢えて”バッファローズ”というチーム名を付けたとのこと。
だから、同じクラブ内でもチームロゴがある。
トップチームの下ということではなく、クラブから1つのチームとして認められることで選手が自分のチームに誇りを持ちながら、昇格を目指すことができる配慮だと認識しています。
これからも困難に直面しながらも、”バッファローズ”としての価値を高めていきたいと強く感じています。
地味に頑張ります!
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