選手とコミュニケーションを図り、考えていることを色々と引き出すこの企画。
何だかんだで第3回目。
選手と話そうと思ってましたが、こんなご時世なのでオンラインでコーチに聞いてみました。笑
フウガの歴史を全て知っている男。
今回は、テンションコーチ 金川武司 です。
誰からも愛される指導者
良いものは良い、悪いものは悪いと明確に伝えながらも、常に選手に寄り添うコーチ。
どんな選手からも信頼を得ている素晴らしき指導者だと思っています。
何よりもチームのためにできることを全力で取り組む姿勢は、選手にもコーチにもいつも刺激をもらっています。
そして、笑顔のためなら身の張り方が尋常ではありません。笑
だからこそ金川コーチの周りにはいつも笑顔に溢れているように感じます。
犠牲心から生み出される信頼
フウガの背番号3。
今では春木啓佑が背負っていますが、それまでずっと金川武司が付けていました。
コート内を縦横無尽に駆け回り、自陣にいたと思えば気付くとセカンドポストまで詰めているその犠牲心は観客を魅了しました。
チーム内では有名な話だが、とある試合前のミーティングで須賀監督からこんな指示があったそうです。
「タケは、ボールを触らないイメージを持ってプレーして。」
と言われたそうです。笑
言葉だけ拾うと違和感はありますが、相手がマンツーマンDFだったので、スペースの創出を担わせたということです。
それだけオフでの動きに高い評価と信頼を得ていた選手でした。
2009年全日本フットサル選手権決勝の2ゴールは今でも自分の中で印象深いプレーでもあります。
質問してみた。
そんな彼に質問してみた。
Q. フットサルで日本一になるために必要なものは何ですか?
地域リーグから日本一になった2009年の当時のことを思い出しながら答えてくれました。
A.”チームとして何かで日本一になること”
日本一になるためには、何かで日本一になることが必要。
当時は、それが”切り替え”だったということです。
これが、”切り替え0秒”の原点なのでしょう。
そして、大切なことは個人としてではなく、チームとしてという視点であることです。
それが犠牲心に溢れた選手だったからこそ説得力が増す言葉のように感じました。
真剣にふざける金川武司。
いつも選手に寄り添う金川武司。
何よりフットサルに熱い金川武司。
個人的には、今後もクラブを牽引していってくれるレジェンド的存在です。
読者である選手の皆さんにとって何かのヒントになれば幸いです。
今いる若い選手たちは金川武司の現役時代を知らないと思います。
是非、参考になる部分も多いのでYoutubeでチェックしてみてください。
以上、お読みになっていただきありがとうございました。
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