誰しも良いも悪いも深く心に刻まれている日というものがあるでしょう。
個人的には非常に良い想い出でもあり、悪夢のような想い出でもある日がある。
第23回全日本フットサル選手権 準々決勝
vs バルドラール浦安
東京都1部リーグ所属ながら全国大会ベスト8まで勝ち上がったシーズン。
途中関東リーグ所属チームはもとより、Fリーグ2チームにも勝利を挙げることができた。
東京都予選から数えて14試合戦い、辿り着いた駒沢体育館。
あと3つで全国の頂点に立てる。
そんなことが選手の脳裏にちらつき始めた準々決勝の大舞台。
結果、何もさせてもらえず大敗。
1-9だっただろうか。
多くのサポーターが応援に駆けつけいただき、下部組織と言えども愛されているチームだと実感した試合。
しかし、現実はそんなに甘いものではなかった。
指導者、選手、共に未熟の塊。
実力、経験値、共に希薄。
ここに辿り着くまでのプロセスは評価できても、最終的な結果に誰も納得も満足もできなかった。
しかし、今、思えばこの負け方が良かったように思う。
変に過去の栄光と美化することもなく、自分たちの立ち位置を再確認させてもらえた。
だからこそ今季もこの結果以上を出す努力を直向きに行えている。
駒沢に立ったときは最高の気分だった。
でも、そこを最高にしてしまったらそれ以上の経験はできない。
より良い舞台を踏むためにこれからも今まで以上の努力を重ねていかなければならない。
一生忘れない日になったことは間違いない。
しかし、そのような日を忘れてしまうくらいもっと最高の気分を今後味わっていきたい。
まだまだ上を目指せると自分自身信じています。
地味に頑張ります。
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