衝撃的なニュース
昨日、スマホを眺めていたら言葉を失った記事を見た。
これを表面だけで意見を言うことはできません。
ただ、一つ言えることは日本フットサル界において将来の有望株を失ったということ。
こういうニュースが流れる度にフットサル界について考えさせられるわけですが、引退していく選手の理由は様々なので一概に何か共通項を見い出すことは難しいと思います。
フットサル界に”魅力”を
こういった若い選手の引退に対して思うことは、フットサル界が現状よりも”魅力”ある世界になれば、現役を続行するという選択肢を持つ可能性が増すのではないかと思ってます。
そんな簡単な理由だけで引退を決断しているわけではないと重々承知しておりますが。。。
そこで魅力とは何かと考えると、やはり多くの人たちに注目され、多くの競技者がいて、競技自体にエンターテイメント性があるものでなくてはならないと考えています。
トップリーグが注目されるプロセスとして、まず選手たちがフットサルに夢中になることだと考えています。
夢中になれば将来自分が最高峰のレベルを目指すことは自然に出てくることでしょう。
フットサルに夢中な選手は、フットサル界に注目をします。
そして、そのフットサル界が多くの競技者で溢れることで競争が生まれます。
本当の競争に打ち勝ってきた選手だけが残れるのがトップリーグとなるわけです。
そうなるとトップリーグの質も高まり、魅力が増すことに繋がります。
エンターテイメント性を持たせることはまた別路線の話になるかと思いますが、良いルーティンを生み出すには”フットサルに夢中になっている選手を多く輩出すること”が必要です。
育成年代で必要なこと
そのためにはまずは育成年代から”夢中にさせること”、”継続率を高めていく”ことが重要です。
小学生、中学生はフットサルを心の底からフットサルを楽しんでもらうことが必要です。
フットサルの魅力を知り、夢中になることで長い期間継続してプレーをすることを選択してくれるでしょう。
個人的な感覚ですが、サッカー界で育成年代の選手が1人サッカーを辞めると決断したことは、フットサル界で言うと10人がフットサルを辞めると決断したことに匹敵するようにも感じています。
それくらい育成年代でフットサルを競技としてプレーしている選手たちは貴重ということです。
とにかく魅力を伝え、楽しさを体感させていく。
辞めるという選択肢を持たせないくらい夢中にする。
そんな指導とマネジメントが育成年代の指導者は求められているように感じます。
未来を見据えて
今を何とかしようとすることも重要です。
しかし、この先5年、10年と競技スポーツとして継続していくためには未来を見据えたアクションが絶対必要です。
それを整えていくことが個人的に人生のミッションとして捉えています。
若くて優秀な選手が目を輝かせてプレーできる世界を。
フットサルの未来は自分たちで切り開いていくしかない。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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