サッカー日本代表の森保監督がPK戦になったときにキッカーの選定を「選手に委ねた」ようなことに賛否両論様々な意見が挙がっています。
これは結果が全ての世界では失敗すれば批判されることが多くなるのは必然です。
仮に勝てば称賛されることが多かったでしょう。
逆に蹴りたい選手がいてもそれを押しのけ監督が決めた選手に蹴らせて負ければ「なぜ選手の意思を尊重しなかった」と批判されるものです。
つまり、そのとき世界一自チームのことを理解している監督が選定した策が最適と考えるのが妥当です。
アマチュアの草サッカーではなく、ワールドカップで指揮を執る監督ですから、想像以上の有識者です。
自分も監督という立場になり、チームのことを誰よりも理解している自信があります。
これが無ければ監督はできません。
そして、そんなときに信頼しているからこそ「選手に委ねる」領域もあります。
それを”決断の余白”と選手には伝えています。
選手自身が決断できる領域を明確にしておき、あとは選手の肌感を大切にする。
そこでの失敗は全て監督が責任を取るから思い切り実行させる。
個人的には、PKキッカーの選定は決断の余白に入ってきませんが、似たようなことはあります。
監督は神様じゃありません。
選手の決断に救われることも多々ありますし、それを促しマネジメントするのも監督の役割だと思っています。
このあたり監督を実際にやらないとわからないことかもしれません。
そんなことを感じたワールドカップの運命のPK戦。
また1つ指導者として成長のヒントをもらえた気がします。
地味に頑張ります。
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