
フットサルはサッカーよりも競技特性上、1v1の重要度は高いように思う。
単純に人数がフィールドプレーヤーとして4人ずつしかいないので、1人が1v1に負けてしまうと自然と4v3が創出されてしまう。
それが場所によっては、3v2、2v1、1vGKとなり、決定機となることがほとんどである。
また、逆に1v1の場面で守備者側がボールを奪取できると、4v3、3v2、2v1、1vGKが創出できる。
コートが狭く、サッカーよりも人数が少ないからこそ、1v1の攻防の勝敗が試合に大きな影響をもたらすことは間違いない。
個人的には育成年代から様々なシチュエーションでの1v1が必要だと考えています。
その環境で育った選手は、コート内のどこにいても、攻守において1v1はストレスなく行えることが望ましいです。
攻撃側として自陣で1v1となっても慌てることなくボールを保持できたり、守備側で自陣で1v1となっても慌てることなく前進を妨害し、ボールを奪取できたりできる。
1v1にストレスが無い状態であれば、2v2以降のグループ戦術はより質が高まり、より楽しめると思います。
フットサルは1人にかかる役割としての責任が重いからこそ、1v1の場面を対抗者より上回っていかないといけません。
グループ戦術、チーム戦術がフォーカスされがちですが、最小の対抗戦である1v1に目を向けることもとても重要だと感じています。
1人ずつが目の前の相手に負けなければチームとして相手を勝る可能性は高くなる。
個人もしっかり磨いていいきたいですね。
地味に頑張ります。