36歳、最後の日を迎えました。笑
36年の人生を振り返ると、フットボールに染まっていることは言うまでもありません。
その中で、俗に言う”絶対に負けられない戦い”は競技でやっていれば必ず訪れているはず。
自分の中で、複数回訪れたように思うけど、特にその中で2年前の関東リーグ参入戦の決定戦は印象深い。
前日から極度の緊張感で寝ることもできず。
朝食を戻し気味。
1週間前には血尿。
ボロボロでしたんね。笑
客観的に見ればたかが都リーグから関東リーグへ昇格するだけのことかもしれないが、選手を預かっている身としては彼らの人生にとって大きな岐路になると思っていました。
そして、自分は2年目のシーズンで結果を絶対的に求められていたし、クラブとしても関東昇格は何としても成し遂げたい目標だった。
正直、負けたら監督を辞めることをクラブへ通達しようとも思っていました。
それぐらいの覚悟を持って臨んだ試合。
自分を追い込み、今ある力を全て出し切ることだけにコミットしました。
この試合での経験が自分として大きな財産になったことは間違いありません。
”絶対に負けられない戦い”で勝つこと。
これは大きな自信に繋がり、自分を信じることに繋がりました。
指導者だけでなく、選手も同様に感じているはずです。
平たく言ってしまえば、どの試合も”絶対に負けられない戦い”ではあるでしょう。
しかし、1つ1つの価値は異なるはずです。
例えば、関東リーグでの1勝と選手権での名古屋オーシャンズから1勝をあげたとしたら価値は同じでしょうか。
対戦相手や状況によって、その試合の価値は変動するように感じています。
そう考えると、価値の高い1勝になるものほど”絶対に負けられない戦い”なのかもしれません。
これからそういった価値が高い試合、つまり”絶対に負けられない戦い”が何度訪れるかわかりません。
指導者人生でもう無いかもしれません。
でも、そのチャンスを掴んだ時にその試合で勝つために日々積み重ねていきます。
”絶対に負けられない戦い”で勝つこと。
これは人生に大きな財産になるはずだから。
地味に頑張ります。
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