誰しもうまくいかないときはある。
全てがうまくいくことなど人生においてないでしょう。
そうやってうまくいかないときにネガティブな”振る舞い”をしてしまうとチームにも影響及ぼします。
それはどういうことか整理していければと思います。
ハロー効果
あー、今日もうまくプレーできなかったぁー。
イライラしてしまったぁー。
わかるよ。すごくわかる。
自分もうまくいかないと感情出ちゃうんだよね。
個人的にネガティブな振る舞いをするとチームにはどのよう影響を及ぼすのでしょう。
心理学において”ハロー効果”というものがあります。
これがポジティブに働くと”ポジティブ・ハロー効果”と呼ばれます。
逆にネガティブに働くと”ネガディブ・ハロー効果”と呼ばれます。
例えば、
【ポジティブ・ハロー効果】
高級なスーツを着ている = 仕事ができる人
雑誌で紹介された店 = 絶対美味しい
【ネガティブ・ハロー効果】
学歴が低い = 仕事ができない人
太っている = 自己管理能力が低い人
どうでしょう?
気づかないうちに目立つ特徴について評価が影響していませんか?
これをチームスポーツに置き換えてみるとどうなるでしょう。
ネガティブな”振る舞い”が及ぼす影響
そういった効果があるんだねー。
これがチームにどのような影響を及ぼすのかな?
わかった気がする!
個人じゃなくチームスポーツということがポイントなんだね!
サッカー、フットサルはチームスポーツです。
そこでネガティブな個人の感情や個人の振る舞いがあるとする。
例えば、
・何かに当たり苛立ちを露わにする。
・審判に文句を言う。
・対戦相手と口論になる。
・発狂する。
これだけを見るとネガティブに見えます。
では、この振る舞いを”ゲームプラン通りに試合が進んでいるとき”、”3−0でリードしているとき”などに見えたらどうなるでしょう?
また一緒にプレーしている選手たちがポジティブにプレーできている中で見たらどうなるでしょう?
あれ?今、チームはうまくいってないのか?
俺のせいでストレス与えているのか?
こんな心理になるかもしれません。
ポジティブに進んでいたとしても、その1つのネガティブな振る舞いによって、勝手にチームの評価が歪んでしまうことがあります。
個人の問題と思ったとしても、属しているのがチームである以上、影響を及ぼしてしまうものです。
逆に言えば、チームの状況が悪い時にポジティブな振る舞いをするとどんなハロー効果が生まれるでしょう。
もうわかりますよね。
ハロー効果をどう扱うかはチームマネジメントにおいて非常に重要ということです。
選手だけでなく、指導者の1つの”振る舞い”がチームに与える影響は大きいということを理解して、取り組んでいきたいですね。
地味に頑張ります!
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