“育成年代の選手たちにとって試合に勝つことが正解だとは限らない”
よく指導者界隈で聞かれる言葉。
昨年、全日本U-15全国大会において準優勝したことで、この言葉の意味をリアルに体感しました。
勝ち続けて最後の最後に負けてしまいましたが、結果を出せたことでネガティブなことも生まれました。
達成感に満ち溢れてフットサルを辞める選手。
結果により勘違いしてしまい自己研磨を辞めてしまう選手。
他にも結果を残したことによって失ったものが多々ありました。
そんな経験をしてからの今年の全日本U-15。
結果は神奈川県決勝でPK負け。
今回の結果については、育成年代において勝つことが正解とは限らないんだから大丈夫、、、
とはならない。
選手は日本一を目指していましたし、そこを目指すのに相応しいチームでした。
やはり勝つことで得るものが多くあることも事実です。
でも、実際負けてしまいました。
今、自分に指導者として残された仕事は、この負けた試合に価値を見出すことです。
それができなければ勝つことが正解となります。
この負けを糧にフットサルへさらなる強い気持ちで取り組んでもらえるようにマネジメントしなくてはいけません。
彼らのフットサル人生は動き始めたばかり。
ふとこんな言葉が頭を過りました。
“最後に笑いたければ最初に泣きなさい”
by サッカーブラジル女子代表 マルタ
自分が共感したこの言葉を信じて、また彼らと歩みを止めず一歩踏み出していきます。
地味に頑張ります。
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