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守備の安定化を図る。

今シーズンのチーム構成は攻撃に特徴がある選手たちが非常に多いです。

ピヴォとして時間を作れる選手、アタッカーとして相手の守備ラインを自ら越えていける選手、シューターとして12mからでもゴールを狙える選手、コネクターとして味方の攻撃的脅威を生み出してくれる選手などバランスもとても良いと思っています。

攻撃に特徴がある選手たちが多く在籍しているからこそ、プレシーズンで目を向けたのが”守備の徹底”でした。

個人の能力に委ねて守るには限界があります。
Fクラブとトレーニングマッチを重ね、痛感した”個の限界”。
上には上がいる。だからこそ、組織でいかに守備を安定させるかを求めてきました。

ベースとなる守備システムを言語化し、コートを横に割った”ゾーン”と縦に割った”レーン”の概念を用いて【3ゾーン・5レーン】の中でそれぞれの場所においての秩序を明確にしています。

まだ精度は低いですが、チーム内における浸透度は高まっているように感じます。

今後、いかにこのあたりの質を高めることができるかどうかで自分たちの立ち位置は変わっていくように感じます。


今シーズンの定量的な数値目標として失点数が平均2.2点/試合というシビアな設定をしています。
これは大きなチャレンジです。

現在、開幕3試合で3失点。
平均1.0/試合で推移していますが、1つ間違えれば1試合に3失点、4失点していてもおかしくない状況だと感じています。

選手たちの攻撃的な個性を最大限活かすためにも守備の安定を夏までには構築したいと考えています。

ある程度そこでベースが整えば、彼らの最大の魅力である攻撃の部分へ徐々に触れる時間を増やしていきたいと考えています。

あと2連戦。
ここを安定した守備で何とか乗り切りたいです。

一瞬の気の緩みで一気に崩れ落ちることなど容易に想像できます。
個人的には結果が良いもので進んでいても内容に納得しておらず、むしろ危機感を持っています。

全員でベクトルを合わせていきます。

地味に頑張ります。

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