人間にいつも100%出し切ることを求めても、それは難しいと思っています。
でも、時折、それができる選手がいることも知っています。
そして、そういった選手が成長し、さらに上のステージで活躍する姿も見てきました。
コンディション、モチベーションなどにより自分のパフォーマンスにばらつきが出てしまい、それに伴いメンタルコントロールがうまくいかないことで力を出し切ることができないのは若い選手の特徴であるようにも思います。
いつもトレーニングが終わった時に数秒振り返ってほしいと思っています。
「今日も100%出し切れたか」
当たり前のことのようで実はとても難しいこと。
コンディションが悪かろうが、モチベーションが低かろうが、炎天下であろうが、凍える真冬であろうが、雨だろうが、雪だろうが、どんな状況でも100%出し切ることができることは一種の才能なのでしょう。
若い選手は、フットサルの終わりなどイメージできないもの。
でも、ベテラン選手は、自然とフットサルの終わりをイメージしてしまうもの。
そうすると1回のトレーニングの価値は大きく変わる。
それによりトレーニングに臨む姿勢も変わるもの。
自分は30歳を過ぎてから「今日が最後のプレーになるかも」という覚悟で臨んでいました。
そうするとトレーニングから後悔なく100%出し切ることを意識するようになりました。
若い選手に「終わりを意識しろ」というのも未来を暗くするので、決して伝えませんが、それだけの覚悟を持ってトレーニングできるかどうかって大事ですね。
だからこそ、指導者も「今日が最後の指導になるかも」という覚悟を持って臨みたい。
天変地異、パンデミック、病気、怪我、事故、、、。
何が起きても不思議じゃない世の中。
1日1日を大切に。
日々全力で。
地味に頑張ります。
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