今季は攻守において多くの戦術的な選択肢を与えている。
それは充実したトレーニングになっているように見える反面、選手の頭の中が混乱を招くことにもなる。
しかし、それは挑戦心をもとに前のめりで取り組んでほしいところだし、全部を100点満点にしようとは考えていません。
とある分野において80点の部分が出てくれば、それを強調したセットになるだろうし、別のセットは別の分野において80点の部分が出てくれば、それを強調したセットにしていく。
そうすることでチームとして多様性が現れてくると思っています。
また育成という視点で考えれば、今後彼らが出会う新たな指導者に対しても、そのオーダーに即座に適応していく意味でも多くの引き出しを持っておくことはとても価値あるものになると考えています。
例えば守備システムで現在5つほど使い分けています。
様々なことに取り組めば良いというものではないです。
内容を理解して、”わかる”ところから”できる”ことへ変換していく作業を現在進めています。
コロナで悩ましい時期だからこそ、今しかできないことに取り組んでいければと思います。
指導者が挑戦するから、選手も挑戦できる。
地味に頑張ります。
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