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ボールを運ぶことの極意、”視線”と”動き”を引き付ける。

”ボールを運ぶ技術”の重要性を改めて感じる。
何度か本ブログにおいてもその話をしてきたように思います。



サッカーよりコートが狭く、相手との近いからこそ、安易なパスはプレスポイントになってしまう。
1つ間違えるとインターセプトになり失点に直結する。

ボールを運ぶ効果としては、より良いボール状況の確保、時間・スペースの創出、そして、プレス回避といったものが挙げられるでしょう。

と本ブログ内でも記載しましたが、プレス回避においてとても重要な技術であることは間違いありません。

そこでさらに具体的な話をさせてもらうと、ボールを運ぶことは目の前の相手からボールを奪われぬように保持しながら、守備者の、”視線”と”動き”を引き付けることが重要になる。

これが一瞬でもできると、その引き付けられた守備者のマーカーは僅かながらの”時間”と”スペース”が生み出すことが可能になります。

人間の習性として”動くものに目が移る”ということがあります。
だからこそ、ボールを運ぶとコート内の守備者全員がボールに注視する傾向が強くなります。
俗に言う”ボールウォッチャー”となる理由がこれにあたるでしょう。

そして、ボールが動けば守備者はポジションを修正します。
つまり、人が動けばスペースが創出されるわけです。

この一瞬の”視線”と”動き”の引き付けにより、”時間”と”スペース”を生み出し、決定的な場面に繋がることになります。


完全に逆を取るフェイント、緩急を使ったスピードのコントロールなど相手を抜き去ることがフォーカスされやすいフットサル。

しかし、これと同じようにボールを運ぶことにもっとフォーカスされるべきでしょう。

サッカー界で言えば、メッシ、C・ロナウドの相手を抜き去ることに卓越した選手同様にイニエスタ、シャビといったボールを運ぶことに卓越した選手もフォーカスされています。

フットサル界でボールを運ぶスペシャリストは誰なのか。
そのスペシャリストがいるとそのチームは間違いなく活性化する。

そんなスペシャリストの育成にも引き続き力を注ぎたい。



地味に頑張ります。

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