フットサルという競技を監督として務める際、必ず無くてはならないものが存在します。
これらの用具が無い場合、監督自身のパフォーマンスにも左右するものになります。
これから監督になる人、監督に興味がある人、監督になって間もない人など必見です。
1️⃣ 監督に必要な用具がわかる
2️⃣ パフォーマンスに直結する理由がわかる
是非、参考にしてみてください。
監督に必要な用具とは
何も用具無しにトレーニングや試合を迎えることはあり得ません。
自身のトレーニングや試合をより効果的に行うためには必要な用具があります。
個人差はありますが、少なからず持っておくべき3点を紹介しようと思います。
個人的には三種の神器としています。笑
作戦ボード
選手に視覚的イメージを与えるために必要なものとなります。
大きさや色などデザインは様々ありますが、個人的には使用しやすいものを選ぶべきだと考えています。
個人的には大きさにこだわっています。
現在大きめのサイズも数多く出ていますが、A4サイズの小さめのものを活用しています。
また作戦ボードを利用することでの効果はどのようなことがあるのでしょう。
サイズにこだわる理由
1️⃣ 選手との距離感
小さめのボードを使って説明すると集まる輪が小さく選手との距離感が近くなります。
できるだけ近い距離感で言葉と熱量を浸透させたいと考えているため、最適なサイズを模索したときA4サイズとなりました。
2️⃣ 周囲から見づらい
選手権などの連戦だと、会場に次の対戦相手がスカウティングしていることもよくあります。
ベンチでのコーチングなどもスカウティング項目に入ります。
ミーティング時に選手との距離感を近づけ、集まる輪が小さくなれば周りからは見づらくなる要素もあります。
サイズには好みがありますので、自身のチームに照らし合わせて最適なサイズを見つけることができると良いでしょう。
作戦ボードを利用する効果
1️⃣ イメージの共有
言葉だけではイメージできないものでも、ボードを活用することで、コート内のイメージを共有することができます。
特にタイムアウト、ハーフタイム、セット間ミーティングなどで活用することが多いです。
2️⃣ コミュニケーションの活性化
セット間でプレーを擦り合わせる際にそこに作戦ボードがあるだけで、色々と話しながらボードを動かします。
コミュニケーションを活性化させる意味でもとても大切な役割を担っているツールになります。
↓↓↓↓ 参考までに ↓↓↓↓
※ 多くの方が利用しているデザイン
※ 水性マジックで書き込めることも特徴
時計
トレーニング、試合で必要なことはタイムマネジメントです。
そのためにも時計は必須用具です。
トレーニングにおけるフィジカルターゲットを定め、休憩時間とのバランスで効果を最大化するためには、タイムマネジメントは重要です。
また、試合中にはセットの出場時間などの管理が必要とされます。
トレーニングでは、運動時間と休憩時間の比率はとても大切です。
それをコントロールするのは当然時間となります。
有酸素系かスピード系かに分けるときオーガナイズのみならずどれだけ動かし、どれだけ休ませるかまで調整すべきです。
とすると指導者自身が時間をコントロールできる状態でないといけません。とすると時計は常に持っておくことが理想です。
腕時計でもストップウオッチでも良いと思います。
試合においては、自チームにマネージャーがいるのでプレイングタイムの出場時間を計ってもらい、自身はランニングタイムの出場時間を計っています。
試合展開によりプレイングタイム2分の出場とベースは定めてもランニングタイムであると3分だったり5分となることがあります。
ベースは決まっていてもランニングタイムと比較しながら出場時間をコントロールしている。
よって、時計は指導者としてなくてはならないものとなります。
↓↓↓↓ 参考までに ↓↓↓↓
※見易さ、ストップウォッチ機能、防水など必須
笛
好き嫌いが分かれる用具となります。
全く使わない指導者の方もいますが、個人的には必要な用具となります。
特に初心者コーチの方は持っておくと選手をまとめる際に大きな効果を発揮します。
笛は統一した吹き方で気付かぬうちに選手にメッセージをすりこむことができます。
開始を告げる音
終了を告げる音
ストップを告げる音
集合を告げる音
この4つは常に意識しています。
自チームでは開始、終了、ストップ3つですが、ジュニア年代を指導する際は集合の4つにしています。
具体的にどういう音かは言葉では表現できないので、機会があればご説明します。
自然と選手たちの動きやメリハリをつけるのにとても重要な用具であり、必須用具だと認識しています。
↓↓↓↓ 参考までに ↓↓↓↓
監督のパフォーマンスに直結する理由
これらの用具をどう活用するかで、監督自身のパフォーマンスに直結すると考えています。
良い用具をうまく活用することで、監督が持っているスキルなどを最大限発揮できると考えています。
どのような作戦ボードが一番自身の戦略、戦術を一番選手が理解して落とし込むことができるか、その効果を最大限発揮できるサイズ、色、構造であることが望ましいです。
時計は時間を知らせるものだけです。ただ、その見え方、ボタンの押し方、機能など自身が必要なものを最低限整え、スムーズに行えるようなものが望ましいです。
笛は100円のものはやめておきましょう。笑
音色が全く異なります。
選手への伝達度などをこだわると音色と種類はこだわるべきです。
冷静に考えれば、
言葉だけで頭の中でイメージするより、ボードを見せて状況を説明した方がイメージしやすい。
感覚でマネジメントするより、正確な時間でマネジメントした方がトレーニング効果は高い。
声より笛の方が選手に聞き取りやすく音が行き渡る。
これは人間の特性というものです。
どの年代であってもこれが覆ることはありません。
だからこそこの用具を使うことは監督のパフォーマンスに直結するわけです。
最後に
用具は指導者のパフォーマンスに関わるものでもあります。
少しでもわかりやすく、効果的な指導ができるように最善を尽くすべきです。
是非、参考にしてみてください。
指導者の良いパフォーマンスは選手の成長に繋がります。
細部までこだわり、自身を高めるツールとして用具を活用できるといいですね。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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